自分の歯並びやかみ合わせを意識したことがありますか?
かみ合わせに問題があってもなかなか意識していない場合が
多いのではないでしょうか?
でも、実は「かみ合わせ」の乱れが
あなたの体に負担をかけているかもしれないのです。
咬合関連症
かみ合わせの乱れによって起こるさまざまな症状は咬合関連症と呼ばれ、近年注目されつつあります。 代表的な咬合関連症としては、頭痛や肩こりがあります。かみ合わせのバランスの悪さが原因となり脊椎が歪むと、上記以外の症状も現れます。めまいや息詰まり、腰や膝の痛みに始まり、 自律神経にまで影響を与えると考えられています。 もちろん、これらの症状は原因が複合化していることもあり、一概にかみ合わせのせいにはできませんが、 その根本原因がかみ合わせの場合もあるのです。かみ合わせと体の歪み
前後の乱れ

咬合関連症が起こるのは、かみ合わせの乱れによって体のバランスが崩れることにあります。
「噛む」役割を果たしている側頭筋はあごの関節から頭の横につながっています。かみ合わせが乱れることによってこの 側頭筋に過緊張が生じ、頭痛を引き起こします。
また、かむ力が奥歯・前歯のどちらかに偏ると、頭の重心が変化し、それに従い頚椎も変形していきます。 頚椎のゆがみは神経伝達障害を引き起こし、手足の稼働や知覚に悪影響を与えます。
左右の乱れ

かみ合わせの左右の偏りは多くの方に見られます。
偏りが大きいと頭の軸が傾いてきますが、そうするとあごから肩につながる「広頸筋」が以上に緊張します。
筋肉の過緊張は左右の筋肉のバランスを崩します。広頸筋のアンバランスは肩こりを引き起こすばかりか、 背骨、坐骨、ひざへと影響していき、ゆがみや痛みといったさまざまな問題を引き起こします。