ブログ

自分の受け口がどのレベルなのか知るためには?


こんにちは!難波矯正歯科です♪

下の歯が上の歯よりも前に出てきてしまう、いわゆる受け口の状態。正式には反対咬合や下顎前突と呼ばれ、

日本人では3~4%がこの歯並びだといわれています。

食べにくい・発音しにくい・口を閉じたときの見た目が悪いなど、気になっている方も多いのではないでしょ

うか?

軽度であれば歯列矯正で改善することができますが、重度の受け口では手術で顎骨の切除が必要になる場合も😖

今日はご自身でできる簡単な見分け方もご紹介します。

受け口は大きく分けて3種類

難波矯正歯科

○歯槽性:顎骨の大きさや位置にはほとんど異常がなく、上の前歯が舌側に傾く、下の前歯が唇側に傾くなど

歯並びが整わないことによって起きる歯並びの異常

○機能性:上下の歯を咬み合わせようとすると奥歯より先に前歯が当たってしまい、しっかり咬むために下顎

骨が本来の位置より前方に移動し、上下額のかみ合わせが逆になってしまう異常

○骨格性:下顎骨が身体に見合わないくらい成長してしまったり、上顎骨の成長が足りなかったりすることに

よって起きる上下顎骨の位置や大きさの異常

通常、歯槽性下顎前突の方が治療が簡単で、骨格性下顎前突の方が治療が難しくなっていきます。

歯槽性や機能性の下顎前突であれば他の歯列不正の治療と同様に矯正治療で改善でき、さらに軽度であればマ

ウスピース矯正が適応になるケースもあります。

骨格性の下顎前突の治療

顎が成長途中にある子どもの場合は、上下顎どちらに原因があるのかを判定し、上顎の成長を促す装置や下顎

骨の成長を抑制する装置をつけて顎の大きさをあわせていきます。

成人の場合は、重度の場合、下顎骨の一部を切って下顎を後ろに下げる外科手術が必要になります。通常歯列

矯正は保険適用ではありませんが、ここまで重度になると健康保険で手術を行えます。

近年では矯正用のアンカースクリューを使うことで、手術をせず矯正治療で改善できる場合も多くなってきて

います。

自分の受け口がどのレベルなのか知る一番簡単な方法は?

ズバリ!

”上下の前歯同士を合わせることができるかどうか”です!

上下の前歯同士を咬み合わせることを切端咬合といいます。骨格性の下顎前突の場合は下顎を後ろに引くこと

が難しいため、切端咬合がとれると、比較的軽度な歯槽性もしくは機能性の下顎前突である可能性が高い=矯正治療のみで受け口が改善する可能性が高くなります。

このほかにも骨格性下顎前突の場合は

・上の前歯が外側へ、下の前歯が内側へ傾いていることが多い

・中顔面(目の上から鼻の下までの部分)が凹んでいる

という特徴があるので、これらの点からも見分けることができます。

切端咬合がとれても、左右の顎のゆがみなど他の歯列不正を併発している場合には矯正装置での治療が難しい

と判断されることもあります。

自分の受け口はどの程度なのか?どうやったら治せるか?

少しでも疑問に思ったらぜひお気軽に当院までご相談くださいね

ご予約はこちら

0120-118-387 24時間受付
WEB予約