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矯正中に美容整形はできる?整形部位ごとの注意点と歯科医の見解


矯正中 美容整形 難波矯正歯科

「矯正治療中なのですが、この機会に美容整形も考えています。同時に行っても大丈夫でしょうか?」

難波矯正歯科では、このような相談を患者様から多くいただきます。理想の口元を目指して矯正治療を始められた方が、さらなる美しさを追求したいと考えるのは自然な流れといえるでしょう。
しかし、矯正治療と美容整形の組み合わせについては、慎重に検討する必要があります。特にお口周りの施術は、矯正治療の進行に影響を与える可能性があります。また整形手術後のダウンタイムによって、通常の矯正治療のメンテナンスが難しくなるのです。

本記事では、美容整形の部位ごとの注意点や理想的なタイミングについて、詳しく解説していきます。より安全で効果的な治療のために、ぜひ最後までお読みください。

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矯正中でも美容整形はできる?

矯正治療中の美容整形について結論から申し上げますと、部位や時期によって可能な場合もありますが、慎重な判断が必要です。

部位によって注意が必要

矯正治療中だからといって、すべての美容整形が制限されるわけではありません。例えば、二重整形や眉下切開など、口元から離れた部位の施術であれば比較的矯正治療との両立が可能です。
しかし、顎やお口周りの整形は、矯正治療の進行に直接影響を与える可能性があります。難波矯正歯科では、患者様の理想を実現するため、美容整形のタイミングについても細かくアドバイスさせていただいています。
特に注意が必要なのは、整形手術後のダウンタイム期間です。口を大きく開けられない期間が続くと、矯正装置の調整や管理が難しくなり、治療効果に影響が出る可能性があります。

実際の質問と医院での回答

「整形を検討している部位によって、可否や適切な時期が変わってきます。特にお口周りの施術をお考えの場合は、必ず事前に担当医にご相談ください。近年人気の高いヒアルロン酸注入なども、矯正治療に影響を与える可能性があるため、同様に事前相談が必要です」

このように、私たちは患者様にご説明しています。美容への関心が高い方が多い現代だからこそ、安全で効果的な治療のために、歯科医師と美容医療の連携が重要となっているのです。
次の項目では、具体的にどの部位の整形が矯正治療に影響を与えやすいのか、詳しくご説明していきましょう。

整形部位ごとの注意点

美容整形の部位によって、矯正治療への影響度は大きく異なります。難波矯正歯科では、部位ごとの注意点を以下のように患者様にご説明しています。

口元・唇・顎(特に注意)

口元 整形 難波矯正歯科

口元周辺の整形は、矯正治療との両立が最も難しい部位です。例えば、唇へのヒアルロン酸注入や顎への筋弛緩作用のある製剤注入は、一見するとシンプルな施術に思えますが、実は咬合(かみ合わせ)に大きな影響を与える可能性があります。
矯正治療では歯並びだけでなく、顎の骨格や口周りの筋肉のバランスも考慮しながら進めていきます。そのため、これらの部位に人工的な変化を加えると、予定していた治療計画の修正が必要になることも。
特に口元の形状が変わることで、装置の適合性や調整具合に影響が出る可能性もあり、必ず事前に担当医への相談をお願いしています。

鼻の整形(要注意)

鼻 整形 矯正中

鼻の整形は口元から少し離れているものの、矯正治療との調整が必要な部位です。最も注意が必要なのは、手術後のダウンタイム期間です。
術後は、マスクの着用や消毒などで様々な制限が生じます。特に、口を大きく開けることが難しい期間が続くと、矯正装置のワイヤー調整や型取りなどの重要な処置が行えなくなってしまう可能性があります。
このため、鼻の整形を検討されている場合は、矯正治療の診療スケジュールと慎重に調整する必要があります。

目元・フェイスライン(比較的影響少)

目 整形 矯正中

二重整形やフェイスラインの施術など、口元から離れた部位の整形は、一般的に矯正治療への直接的な影響は少ないとされています。
ただし、これらの施術でも、腫れや内出血が起こる可能性があります。そのような症状が出た場合、一時的に歯科治療に支障が出る可能性もあるため、施術のタイミングは担当医と相談しながら決めていきましょう。
次の項目では、美容整形と矯正治療を安全に両立させるための具体的なアドバイスをご紹介していきます。

矯正と整形、同時に進めたい場合のアドバイス

ポイントを示してる女性

より美しい笑顔を目指して、矯正治療と美容整形の両方をお考えの方は少なくありません。
難波矯正歯科では、そのようなご要望に対して、安全で効果的な方法をご提案させていただいています。

主治医との連携が何より大切

事前相談」は、スムーズな治療進行のための重要なポイントです。
矯正治療の計画段階で美容整形のご希望をお伝えいただければ、両方の治療を適切なタイミングで組み合わせることが可能です。
例えば、矯正治療の後半に予定しているホワイトニングや審美歯科治療に合わせて、口元の整形を検討される場合。これらの治療を連携させることで、より自然で調和のとれた仕上がりを期待できます。また、美容クリニックの先生とも情報共有させていただくことで、より安全な治療計画を立てることが可能です。患者様の理想を実現するために、医療機関同士の連携も大切にしています。

治療スケジュールを調整することで回避できるリスク

美容整形の前後には、適切な間隔を設けることが重要です。一般的に、整形手術の前後1〜2週間は、歯科での大がかりな処置を避けることをおすすめしています。
特に術後のダウンタイム期間中は、腫れや痛みのために通常の歯科治療が難しくなる場合があります。このような場合、一時的に矯正治療の通院間隔を調整させていただくことで、患者様の負担を軽減することができます。
このように、事前の計画と適切なスケジュール調整により、多くのリスクを回避することが可能です。ご不安な点がございましたら、まずはカウンセリングでご相談ください。

実際にあった質問とその回答

難波矯正歯科では、美容整形に関する様々なご質問をいただきます。その中でも特に多いのが、鼻の整形に関する相談です。
「矯正治療中なのですが、鼻の整形も考えています。このタイミングでも大丈夫でしょうか?」

このような質問に対して、私たちは以下のように回答させていただいています。
「鼻の整形手術後は、しばらくの間は口を大きく開けることが難しい場合があります。その間、矯正装置の調整や検査が十分に行えない可能性があるため、手術の時期については慎重に検討する必要があります。ご希望の整形内容や時期について、まずは担当医にご相談ください。両方の治療を安全に進められるよう、適切なタイミングをご提案させていただきます」

まとめ

難波 矯正歯科 裏側専門

矯正治療と美容整形は、どちらも「より美しい自分」を目指すための治療です。特に近年は、総合的な美しさを追求される方が増えており、両治療を検討されるケースも珍しくありません。
ただし、これらの治療は顔の形状や機能に関わる重要な医療行為です。特に口元周辺の整形は、矯正治療の進行に影響を与える可能性があるため、必ず事前に医師への相談をお願いしています。
難波矯正歯科では、患者様が安心して治療を受けられるよう、美容整形に関するご相談にも対応しております。より美しい仕上がりを目指すためにも、矯正歯科医と美容整形外科医にしっかりとスケジュールと情報を共有し、連携を取りながら治療を進めていきましょう。美しい歯並びと理想のフェイスラインを手に入れ、自信に満ちた笑顔を咲かせましょう。
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