「矯正治療中なのですが、歯を白くすることはできますか?」
難波矯正歯科では、このような質問を特に20代、30代の患者様から多くいただきます。せっかく歯並びを整えるのだから、同時に歯の色も美しくしたい—。そんなご要望は、とても自然な願いといえるでしょう。実際、矯正治療中のホワイトニングについては装置の種類や歯並びの状態によって、その可否や最適なタイミングが変わってきます。特に裏側矯正(舌側矯正)を選択された方は、表側に装置がないため、他の矯正方法と比べてホワイトニングがしやすいというメリットがあります。
本記事では、矯正治療中のホワイトニングについて、その可能性や注意点、そして最も効果的なタイミングについて分かりやすく解説していきます。
口元の美しさを高めるために、ぜひ最後までお読みください。
目次
矯正中にホワイトニングはできる?
矯正治療中のホワイトニングについて、結論から申し上げますと条件付きで可能です。ただし、その効果や実施のタイミングについては、いくつかの重要なポイントを押さえておく必要があります。
装置や歯並びによる
矯正中にホワイトニングができるかどうかは、取り付けている装置や歯並びによります。
特に裏側矯正(舌側矯正)を選択されている方の場合、装置が歯の裏側についているため、歯の表面全体が露出している状態です。そのため、ホワイトニング剤を直接歯の表面に塗布することができ、比較的スムーズに施術を行うことが可能です。
難波矯正歯科では、患者様の歯並びの状態を細かくチェックした上で、ホワイトニング施術の可否を判断させていただいています。というのも、まだ歯がガタついている状態では、ホワイトニング剤が歯の表面に均一に行き渡らず、色むらが生じてしまう可能性があるためです。
次の項目では、具体的にどのようなタイミングでホワイトニングを始めるのが最適なのか、詳しく見ていきましょう。
装置の種類別|ホワイトニングの可否と注意点
矯正治療を行う装置の種類によって、ホワイトニングの実施のしやすさは大きく異なります。難波矯正歯科では、患者様の装置のタイプに応じて、最適なホワイトニング方法をご提案しています。
裏側矯正(◎:可能)
裏側矯正(舌側矯正)は、ホワイトニングとの相性が最も良い矯正方法といえます。装置が歯の裏側に配置されているため、表面が露出した状態を保てます。そのため、ホワイトニング剤を効果的に塗布することができ、矯正治療の途中でも施術が可能です。
また、見た目に装置が見えないという特徴から、ビジネスシーンでも気兼ねなくホワイトニングを進められるのも大きなメリットです。ただし、歯並びがまだ完全に整っていない段階では、均一な仕上がりを得るために、より慎重な施術が必要となります。
表側矯正(△:難しい)
一般的な表側矯正の場合、歯の表面に装置が付いているため、ホワイトニング施術には制限が生じます。ブラケットやワイヤーが邪魔になり、ホワイトニング剤を均一に塗布することが困難だからです。
このため、表側矯正をされている方には、基本的に矯正治療終了後のホワイトニングをおすすめしています。装置を外した後であれば、歯全体に均一にホワイトニング剤を塗布でき、より美しい仕上がりを期待できます。
マウスピース型矯正(〇:可能)
マウスピース型矯正の場合、装置の着脱が可能なため、ホワイトニングとの両立がしやすい特徴があります。特にホームホワイトニングの場合、マウスピースを外している時間を利用して施術を行うことができます。
ただし、マウスピースの形状によっては、ホワイトニング用の専用トレーとの併用が難しい場合も。このような場合は、オフィスホワイトニングを選択するなど、状況に応じた対応が必要です。
なお、いずれの装置の場合も、事前に歯科医師による診査・診断を受けることが重要です。難波矯正歯科では、患者様の歯の状態や治療段階を考慮した上で、最適なホワイトニング計画をご提案させていただいています。
ホワイトニングのベストなタイミング
より美しい仕上がりを目指すなら、ホワイトニングを始めるタイミングは慎重に選ぶべきです。難波矯正歯科では、患者様の満足度を最大限に高めるため、以下のようなタイミングをおすすめしています。
歯並びが整ってから
歯がまだガタついている状態でホワイトニングを行うと、いくつかの問題が生じる可能性があります。例えば、歯と歯の間に隙間があると、その部分にホワイトニング剤が均一に行き渡らず、色ムラの原因となってしまいます。
また、歯の位置が完全に安定していない段階では、薬剤が予期せぬ部分に漏れ出してしまうリスクもあります。特に見た目の美しさにこだわる方には、歯列が整ってからホワイトニングを始めることを強くおすすめしています。
矯正終了後にまとめて行うのもアリ
矯正治療が完了し、歯にかかる力が安定してからホワイトニングを行うことで、より長期的な効果を期待できます。矯正中は歯に様々な力が加わるため、その影響でホワイトニングの効果が不均一になったり、色戻りのリスクが高まる可能性があるためです。
実際に、多くの患者様が矯正治療の仕上げとしてホワイトニングを選択されています。理想的な歯並びを手に入れた後、さらに白く輝く歯で新しい生活をスタートさせたいという方が増えているのです。
このように、ホワイトニングのタイミングは美しさを左右する重要な要素となります。次の項目では、具体的な注意点とケア方法について見ていきましょう。
注意点とアドバイス
歯の状態によって適応が異なる
ホワイトニングは、歯の状態によって適応が大きく異なります。例えば、知覚過敏の症状がある方は、施術による刺激で症状が悪化する可能性があるため、事前の対策が必要です。
また、虫歯や歯周病がある場合は、まずそちらの治療を優先する必要があります。健康な歯を土台にしてこそ、美しい白さを安全に手に入れることができるからです。
そのため、ホワイトニングをご希望の際は、必ず担当医との事前相談をお願いしています。お一人おひとりの歯の状態を詳しく確認した上で、最適な施術計画を立てさせていただきます。
医院でのサポート体制
難波矯正歯科では、矯正治療中の患者様の審美的なご要望にも柔軟に対応しています。特に、お仕事や結婚式など、人生の重要なイベントに向けてホワイトニングをご希望される方には、治療スケジュールを考慮しながら、最適なタイミングをご提案しています。
また、定期的なメンテナンスを通じて、ホワイトニング後の色調維持もサポートさせていただきます。
まとめ
ホワイトニングを矯正治療中に行うには、特に裏側矯正(舌側矯正)やマウスピース型矯正をされている方であれば、条件が整えば実施可能です。ただし、歯並びの状態や装置の種類によって、考慮すべき注意点が変わってきます。
より美しい口元を目指したい方は、まずは事前カウンセリングでご相談ください。私たち難波矯正歯科は、患者様の理想の笑顔作りを最後までしっかりとサポートさせていただきます。
難波矯正歯科は南海難波駅から徒歩3分で、仕事終わりにも通いやすく遊びに行くのにも便利な立地です。歯医者のためだけに遠くに通うのはちょっとという方にはぜひ当院をお選びいただけたらと思います。
当院のカウンセリングでは矯正経験のあるカウンセラーより、お悩みを一緒に解決できるようご提案させていただいております。ご自身のことをより知りたいと思っている方はぜひ精密検査(有料)も受けてみてください。知りたいことや矯正後の自分をより知れる機会になります。
スタッフ一同ご来院をお待ちしております。