「歯並びが整ったら矯正治療は終わり？」と気になっていませんか？
結論からお伝えすると、整った歯並びを維持するためには適切な管理が必要です。それを怠ると再び崩れる可能性があるため注意しなくてはいけません。
こちらのページでは、矯正治療後に重要な管理方法や難波矯正歯科のアフターケア体制・フォローアッププログラムについて分かりやすくまとめました。納得のいく矯正治療をご希望の方はぜひご参考ください。
目次
矯正治療終了後に重要な「保定」「習慣」「メンテナンス」
長い治療期間を経てようやく美しい歯並びを手に入れても、そのあとの管理の仕方によっては再度崩れて、一から治療が必要になるケースもゼロではありません。矯正治療終了後に気をつけるべき「保定」「習慣」「メンテナンス」の3つを以下でくわしくみていきましょう。
メインの治療が終わったあとの「保定」
メインの治療が終わったあとは「保定装置」を使用していただきます。保定装置を使用する期間を保定期間といいますが、一般的に歯を動かすメインの治療と同じくらいの期間が必要です。
保定装置の種類には大きく分けてマウスピース型とワイヤー型の2つがあり、ワイヤー型は固定式の物も存在します。
思わぬ落とし穴がある「習慣」
習慣のなかには歯並びの崩れを引き起こすものが存在します。
口周りの癖はとくに注意が必要ですが、無意識に行っている方も少なくありません。癖を直さない限り、再び崩れるリスクを抑えられないので、心当たりのある方は癖をやめることを意識して過ごすようにしましょう。甘いものをよく食べる方は、虫歯や歯周病のリスクも高めです。糖質制限を心がけましょう。
トラブルの早期発見・予防に役立つ「メンテナンス」
虫歯や歯周病は再び歯並びが崩れる原因の一つです。
歯科医院では虫歯や歯周病のチェックだけでなく、保定装置の破損や変形、後戻りの有無も確認します。クリーニングでは普段のお手入れでは落とせない歯石や着色汚れを除去します。トラブルのなかには患者様自身では気づきにくいものも存在しますので、メンテナンスは忘れずに受けるようにしてください。
後戻りの原因と防止のためにできること
後戻りが起こると保定装置がはまらなくなったり、場合によっては再治療が必要になることがあります。
高い費用や長い時間をかけて手に入れた美しい歯並びを再び崩さないためにも、以下の点に注意して過ごしましょう。
保定装置の装着時間を厳守する
動かした歯はゴムのような性質をもつ歯根膜があることで、もとの位置に戻ろうとします。後戻りを防ぐには一定期間同じ場所で固定しておく必要があり、保定装置を使うのがその理由です。装着時間は1日20時間以上が一般的ですが、マウスピース型矯正のメインの装置とは違い、ある程度期間を過ぎると装着時間が短くなることもあります。
口周りや日常の癖を改善する
「舌を前に出す」「唇を噛む」「口呼吸」「偏った噛み方」といった口周りの癖は、再び歯並びが崩れる恐れがあるため意識して直す必要があります。また「頬杖」「うつ伏せ寝」などの癖も下顎が無理矢理ずれる行為であり、歯並びの崩れにつながる可能性があるため注意しなくてはいけません。目のつきやすいところにメモを貼ったり、ご家族やパートナーなどに声かけをしてもらったりなどして対策をしましょう。
毎日の丁寧なお手入れ・定期的なメンテナンスを心がける
虫歯や歯周病といったお口トラブルは、再び歯並びが崩れる原因です。とくに歯周病は悪化すると歯を支える骨が溶かされ、グラつきがおこります。一度溶かされた骨は簡単に戻すことができないため、注意しなくてはいけません。丁寧なお手入れだけでなく、定期的にメンテナンスを受けてトラブルの早期発見・予防に努めましょう。
難波矯正歯科のアフターケア体制・フォローアッププログラム紹介
矯正歯科は、虫歯や歯周病といった一般的な治療よりも専門性が高く、歯科医師の知識や経験によって仕上がりにも差がうまれやすい分野です。納得のいくものにするためには、治療方法だけでなく歯科医院選びにも慎重になる必要があります。
当院では、認定医が担当するほか以下の点を重視して最後まで質の高い歯科治療をご提供しております。
経過観測のための通院をご案内
理想の歯並びにするには「よくない変化を見逃さない工夫」が必要です。患者様自身では気づきにくいトラブルや変化もありますので、当院では、経過観察のための通院を積極的にご案内しております。
歯並びをキレイに保つためのサポート
装置の破損や変形だけでなく、虫歯や歯周病といった問題も歯並びが崩れる原因です。これはメインの治療はもちろん保定期間中や矯正治療後も同じであり、定期的なプロによるチェックやサポートが欠かせません。歯並びに関して不安なことがあれば、すぐにご相談ください。
成人矯正歯科治療保証制度を導入
渋谷矯正歯科・キュア矯正歯科グループでは、保定期間に入られた1年後から4年間の保証期間内に 「後戻り」 がおこり、当院で再治療を希望された方を対象に、条件を満たしていれば 無償で保定期間開始日の1年後、 再治療を受けていただくことができる保証制度を導入しています。
● 最低年に1回、 定期メンテナンス (口腔状態の診察) を受けている
● 歯科医院側が所定の基準に照らして対象だと認めた場合
再治療の実施に関わらず必要となる費用等については、 患者様ご自身のご負担となりますのでご注意ください。
詳細についてはクリニックまでお問い合わせください。
矯正を“人生のステップ”と捉える
矯正治療で得られるメリットは、歯の見た目がよくなるだけに留まらず精神的ストレスの緩和や全体で噛めるようになることで全身の健康にもいい影響を与えます。今後の人生を豊かにする治療といっても過言ではありません。費用がかかる点や治療期間が長い点が躊躇する理由となりやすいですが、崩れた歯並びや噛み合わせを放置することで引き起こされるトラブルを考えると、そのための治療費や治療期間のほうがトータルでみるとかかる可能性があります。理想の人生、よりよい人生を送るためのステップとして捉えるほうがいい結果につながりやすいでしょう。
未来設計としての歯並び：結婚・子育て・定年後を見据えて
幅広いメリットが得られる矯正治療は、今後のことを考えると「できるだけ早めにする」のがおすすめです。しかし、治療期間がメインの治療だけでも2～3年が一般的で、保定期間を含めるとトータル4～6年ほどかかるため、始めるタイミングによっては結婚や出産、子育てなどと重なる可能性があります。また、定期的な通院は体力的にも多少の負担がかかるため、その点にも注意しなくてはいけません。
当院では、患者様のライフスタイルに合った治療をご提案できるようご相談しやすい環境作りに努めています。
無理なく治療をすすめるためにライフスタイルの変化やご年齢に合った方法を一緒に見つけていきましょう。
＞＞＞難波矯正歯科の治療の流れはこちらをチェック
まとめ：矯正が終わった後も“自分を守る”ための準備を
矯正治療は「歯並びが整えば終わり」というものではありません。
管理を怠るとせっかく並べた美しい歯並びが再び崩れてしまう可能性があります。得られるメリットを十分に活かすためにも「保定」「習慣」「メンテナンス」の3つに注意し、正しく管理しましょう。
当院では、最後まで患者様に寄り添った治療・プロフェッショナルケアを心がけております。安心して矯正治療を受けていただくために「成人矯正歯科治療保証制度」も導入しておりますので、気になる方は一度ご相談ください。
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