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前歯がV字になってしまう原因は?


こんにちは。難波矯正歯科です。
いつも当医院のブログをご覧いただき、ありがとうございます。
「前歯がV字の形状をしている」
「奥歯から前に向かって歯列が狭まっている」このような歯並びの特徴を持つ方は珍しくありません。
通常、歯列はU字型のアーチを描いていますが、歯や顎の大きさなどにより歯列が前歯に向かってV字型になることがあります。
この状態を「V字型歯列弓」と言い、見た目や噛み合わせに悪影響を与えることがあります。
また、前歯だけ捻れて生えてV字型になることもあり、この歯の状態を「捻転歯(ねんてんし)」と言います。
本記事では、V字型歯列弓や前歯がV字になる原因、放置するリスク、治療方法について紹介します。

前歯がV字になる原因は?

V字型歯列弓や捻転歯の原因は、以下の通りです。

歯が大きく顎が小さい

歯が大きいのに対して顎が小さい場合は、歯が並ぶスペースが不足することがあります。
その結果、前歯がうまく並びきれず歯列がV字型歯列弓になったり、前歯が押されて捻れてしまうことも。
また、ガタガタの歯並びや八重歯など、さまざまな歯並びの問題も引き起こされることがあります。

悪習癖

悪習癖(あくしゅうへき)とは、歯並びや噛み合わせに悪影響を与える癖のことです。
V字型歯列弓や捻転歯の原因になる悪習癖は、以下の種類があります。

口呼吸

難波 歯列矯正 口呼吸

正しい呼吸法は、口ではなく鼻で行うものです。
鼻で呼吸をすると、舌は自然と上あごに位置しますが、口で呼吸をすると舌の位置が下あごに位置します。
この状態を「低舌位(ていぜつい)」と呼びます。
舌は内側から上あごの歯列に圧力を与えて広げる役割がありますが、低舌位の状態が続くと、頬の筋肉で上あごの歯列が押されて狭くなり、V字型歯列弓を引き起こす可能性があります。

舌突出癖

舌で歯を押している

舌突出癖(ぜつとっしゅつへき)とは、上下の前歯の間に舌を突き出す癖のことです。
食べ物を飲み込むときに舌を突き出す癖が出ることもあります。
舌突出癖は前歯を押してしまうため、捻転歯やすきっ歯、出っ歯、受け口などの原因に。
また、舌の位置が本来の位置よりも、やや低い位置にあるため、V字型歯列弓を引き起こすこともあります。

咬唇癖

咬唇癖(こうしんへき)とは、下唇を上の前歯で無意識に噛んだり吸ったりする癖のことです。
下の前歯は内側に、上の前歯は前方に押されてしまうため、捻転歯や出っ歯、V字型歯列弓を引き起こす可能性があります。

頬杖

難波 歯科矯正 顔の歪む原因

頬杖も歯並びと噛み合わせに悪影響を与えます。
たとえば、右手で頬杖をつくと、右側にかかる圧力で歯が内側に傾き、同時に顎が左側にずれることも。短時間であっても習慣として長期間続けると、歯並びの乱れを引き起こします。

治療の中断

たとえば、歯の根っこの治療の途中でやめたり、仮歯の状態で長期間放置したり、抜歯後のすき間をそのままにすると周囲の歯が動き、歯並びや噛み合わせに乱れが生じてしまうことがあります。
また、歯並びだけでなく、治療途中の歯の症状が悪化する可能性も。抜歯後のすき間がある場合は、ブリッジや入れ歯、インプラントなどで補い、中断した治療は可能な限り速やかに再開しましょう。

親知らず

親知らずが生える際に十分なスペースがないと、横向きに生えてくることがあります。
このような状態は隣接する歯が押される可能性があり、ガタガタの歯並びやV字型歯列弓など歯並びの乱れを引き起こすリスクが高まります。

前歯がV字のまま放置するリスク

前歯をV字のままにすると、以下のようなリスクが生じる可能性があります。

虫歯・歯周病になりやすい

難波 歯科矯正 歯肉炎

捻転している歯や重なり合っている部分は、歯ブラシが届きにくくなります。
その結果、歯垢や歯石が蓄積し、細菌が繁殖しやすい環境になり、虫歯や歯周病のリスクが高まります。

歯並び・噛み合わせが悪化しやすい

V字歯列弓や捻転歯は、歯並びや噛み合わせを悪化させる可能性があります。
特に噛み合わせが悪くなると、顎関節に負担がかかりやすくなるため、顎関節症の原因になることも。
顎関節症とは、口が開きにくくなったり、開閉時に痛みなどが生じる症状のことです。
悪化すると日常生活にも影響が出ることがあります。

見た目にコンプレックスを持ちやすい

V字歯列弓や捻転歯は、見た目に悪影響を与えてしまうことがあります。
また、捻転歯は隣接する歯との間にすき間ができやすいため、隣接する歯が移動しさらに歯並びが乱れてしまうことも。
特に上あごの前歯は、話すときや笑うときに目立ちやすいためコンプレックスを持ってしまう方も少なくありません。

他の歯に負担がかかりやすい

V字歯列弓や捻転歯は、噛み合わせに問題がある状態です。
噛む際に一部の歯に過度な負担が集中し、歯が欠けたり割れたりするリスクが高まります。

前歯のV字を治す方法

前歯のV字は、歯列矯正やMFTで改善が期待できます。
ここでは、歯列矯正の主な種類について解説します。

ワイヤー矯正

難波 歯列矯正 ブラケット矯正

ワイヤーとは歯の表面にブラケットとワイヤーを装着して、歯並びを整える矯正方法です。
ワイヤー矯正には、歯の表側に装置を装着する「表側矯正」と、歯の裏側に装置を装着する「裏側矯正」があります。ワイヤー矯正には以下のようなメリットがあります。
● 実績が豊富でさまざまな症例に対応できる
● 裏側矯正は目立たずに歯並びが整えられる
● マウスピース矯正と組み合わせることも可能
ワイヤー矯正は、軽度~重度のV字型歯列弓や前歯の捻転にも対応します。

ワイヤー矯正に関して

マウスピース矯正

難波 矯正歯科 マウスピース矯正

マウスピース矯正とは、透明なマウスピースを装着して歯並びを整える矯正方法です。
マウスピース矯正には以下のようなメリットがあります。
● 装置が透明で目立ちにくい
● 食事や歯みがきの際に取り外しができる
● 金属アレルギーでも使用できる
ただし、適応症例が限られており、前歯が大きく捻れている場合は、マウスピース矯正で治せない可能性があります。

マウスピース矯正について

MFT

舌を引き上げる

MFT(口腔筋機能療法)とは、お口周りや舌の筋肉のバランスを整えるトレーニングのことです。
V字型歯列弓の原因は、舌の位置や口呼吸などの悪習癖による筋肉のバランスの悪化が挙げられます。
そのため、悪習癖があると矯正治療の妨げになったり、矯正後も後戻りすることがあるため、歯列矯正と同時に悪習癖の改善も必要です。
MFTの代表的なトレーニングに「あいうべ体操」があります。
方法はとても簡単で、あ・い・う・と大きく口を動かし、べで舌を思いっきり出しましょう。
朝昼晩10回ずつ、1日30回行うことで、お口周りと舌の筋肉を鍛えられます。
矯正中にMFTを取り入れると、矯正の結果が安定し、後戻りのリスクを軽減できます。
特に子供の成長期は、骨格や筋肉の発育が活発なため、MFTの効果を最大限に引き出すことが期待されます。

まとめ

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V字型歯列弓や捻転歯の主な原因は、歯やあごの大きさ、悪習癖、親知らずなどがあります。
放置すると虫歯や歯周病のリスクが高まるだけでなく、一部の歯への過度な負担がかかり、歯の寿命が短くなる可能性があります。
しかし、V字型歯列弓や捻転歯は、歯列矯正で改善が可能です。
お口の健康を維持するためにも、早めに対処することをおすすめします。
当院は矯正治療を専門に行う歯科医院です。
目立ちにくい矯正装置を取り扱っており、周囲の人に気づかれずに歯並びと噛み合わせを整えられます。
カウンセリングは無料で行っていますので、歯並びが気になる方はお気軽にご相談ください。

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