「歯科矯正を始めたら、歯がしみてきた😖」なんて聞いたことありませんか?
矯正をするとお口の中がかなり敏感になるので、そういった方も少なくないと思います!
なぜ歯科矯正をすると知覚過敏になりやすいと言われるのか説明します😊
歯の構造
歯の構造は、上記のようにまず外側からエナメル質
その内側が、象牙質
一番内側が歯髄(歯の神経部分)です。
一番外側のエナメル質は、実は人間の体の中で一番硬い部分と言われています!
ただ、図を見て頂いたら分かるように、歯茎の内側は一番外側がエナメル質ではなく、セメント質で構造されています!
セメント質は、エナメル質より薄くて柔らかい構造です。
そのセメント質の内側にあるのが象牙質です。象牙質は神経になるので、それをエナメル質ではない柔らかいセメント質で守られているため、
エナメル質がなんらかの形で、削れたり歯茎が下がってしまうと、神経である象牙質が丸裸になり、冷たい物などが刺激物になって知覚過敏になるといった状態です。(下図)
なぜ矯正中に知覚過敏になりやすいのか?
⓵歯が移動するから
矯正は歯並びを整えるものであるので、絶対的に歯が動くことになります!
歯が動く際に、歯茎との間に隙間が出来て、神経に刺激が走り知覚過敏を引き起こしやすくなります😖
②IPR(歯を少し削る事)
矯正では、歯を動かすのに必要なスペースを作る事が多々あります。
歯を抜くこともありますが、IPRといって歯を削る事もあります。
そうなると、歯のエナメル質部分が削れてしまって、知覚過敏になってしまう場合もあります😖
③歯ブラシの圧力
矯正中、虫歯にならないようにと頑張って歯磨きをして下さる方多いのですが、
その中でも、頑張りすぎてしまって、歯ブラシの圧が強すぎて、歯ぐきまでも傷つけてしまって、
歯茎が下がってきてしまって知覚過敏を引き起こすケースもあります😖
知覚過敏は治せるのか?
知覚過敏は結果としては、治す事が出来ます✨
矯正中に知覚過敏になっても、対症療法をするのが一般なので、お気軽にご相談ください😊
使用している歯磨き粉を変えたりするだけで、痛みを抑制することもできるのでご相談ください🥰