ブログ

受け口の矯正で歯の逆転を改善できる?


上下の歯のかみ合わせが逆転する「受け口」は欧米の方に比べて、日本人に多い歯並びです。
日本人は比較的顎が小さい傾向にあり、アーチの違いも関係しています。
受け口は、軽度なものから下あごが大きく出ている重度のものまで症状が異なりますが、見た目のデメリットがあるだけでなく、さまざまな悪影響があります。
そこで今回は、受け口の矯正で歯の逆転ができるかについてご紹介します。

受け口とは

難波矯正歯科 歯科矯正 受け口

通常、上の前歯は下の歯より上に2ミリ程度重なっていますが、受け口はそのかみ合わせが逆転していて、下の歯が前に出ています。
かみ合わせが反対になっているため、「反対咬合」ともいわれる不正な歯並びです。

どうして受け口になるの?

難波 歯列矯正 過蓋咬合の原因

受け口の原因の1つに、乳歯期や成長期に上の顎のバランスが不十分だったり、下の顎が成長し過ぎてしまったりするなど、上下の顎のバランスが関係していることが挙げられます。
そのため、両親の方のどちらかが受け口の場合には、遺伝で受け口になる可能性が高くなります。
また、前歯の位置や生え方に問題があるケースもあり、前歯の生え変わりが上手くいかない場合もかみ合わせが逆転してしまい受け口になる可能性があります。
そのほかには、後天的な生活習慣が関係している場合があり、舌を前に押すくせや口呼吸も受け口の原因になることがあります。
舌を前に出しているくせは、歯を前に押してしまい、下の歯が前に出てしまう場合や下あごの成長促進を促してしまい、受け口になることがあります。
また、一般的には鼻で呼吸する鼻呼吸が正しいのですが、やわらかい物ばかり食べる食生活は、口周りの筋肉が鍛えられず、口がぽかんと開いて口呼吸になることがあります。
そうすると、鼻の機能が十分に機能しないため、鼻と連動している上あごの発達が十分に行われない可能性があります。
そして、鼻呼吸に比べて口呼吸は酸素を取り込む量が少ないため、多くの酸素を取り込もうとするため、舌を押し上げるので気道が圧迫され、狭くなった気道を広げようと下あごを前に出して呼吸をするため、受け口になりやすいです。

お子さんの受け口の治療法

難波 歯列矯正 裏側矯正

お子さんと大人では受け口の治療法に違いがあります。
まだ、顎が成長途中にあるお子さんは顎の成長を利用した矯正が可能です。
そのため、上あごの成長を促したり、下あごが成長し過ぎないように成長を抑制したりする矯正で顎の上下のバランスを整えることができます。
また、生活習慣が原因で受け口になっている場合には、まず受け口の原因となったくせを改善することが大切です。
そのくせが改善していないと、せっかく矯正をしてもまた受け口に後戻りする可能性があるため、悪習癖が早期に改善するように促します。
指しゃぶり、口呼吸や舌を前に出すくせを改善して受け口を予防します。
治療法は、夜寝る時だけマウスピースを装着して、上の歯が前に重なるように誘導する場合や上あごの成長を促すものでヘッドギアや下あごの成長を抑えるチンキャップなど、症状に応じて治療法を選択します。
受け口は3歳を過ぎると自然に治ることは難しいといわれているため、できるだけ早めに治療を開始した方がよい歯並びです。
上あごの成長のピークは早く、5歳程度といわれていますが、下あごの成長はそれより遅く、13~15歳程度で、身長が急に伸びると、下あごも過成長する場合があり、受け口の原因になってしまうことも。
特に思春期は見た目が気になってしまうこともあり、コンプレックスを抱くことも少なくなりません。
口を隠して笑う、人前で話すことが苦手になってしまうケースもあり、早めに改善してあげた方がよい歯並びです。

大人の受け口の治療法

難波歯科矯正 大阪歯科矯正 外科矯正

大人は顎の成長が終わっているため、スペースを確保するために抜歯が必要になったり、重度の骨格性の受け口の場合には、顎の骨の手術が検討されたりすることもあります。
基本的には、矯正治療を行い、上の前歯が理想的な位置に来るように誘導し、下のかみ合わせも整えていきます。

受け口で全身麻酔する事があるのか?

マウスピース矯正

難波 歯科矯正 マウスピース矯正

前歯が数本重なっている軽度の症状はマウスピース矯正でも対応が可能です。
マウスピース矯正はご自分に合ったマウスピースを製作し、形の違うマウスピースに交換することで少しずつ歯を動かす矯正方法です。
透明のマウスピースを使用するため、矯正中の見た目がほとんど分かりにくいメリットがあります。
また、取り外しができるため、食事や歯磨きの時にマウスピースを外すことができ、矯正中も食事の種類を気にすることなく、今まで通り同じ食事が歯磨きをすることができます。
ただし、取り外しができる分自己管理が非常に大切で、20~22時間の装着時間が決められています。
少しくらい……。と外している時間が長くなると、治療計画通りに歯が動かなかったり、マウスピースが装着できなくなったりしてしまうなど治療がスムーズに進まないため、決められた時間装着する必要があります。
マウスピース矯正の中でもインビザラインは歯を奥に移動してスペースを作ることを得意としているため、中程度の受け口の方もインビザラインを利用して受け口の治療ができる可能性が高くなります。

ワイヤー矯正

難波 歯列矯正 ブラケット矯正

歯の表面に「ブラケット」という装置に「ワイヤー」を通して、適切な力を加えて少しずつ歯を動かしていく方法です。
歴史のある矯正方法で、さまざまな歯並びに対応しており、矯正治療の中では比較的費用を抑えることができる傾向になります。
取り外し式ではないため、装置に食べ物が挟まりやすいことがあり、きちんと歯磨きをする必要があります。
また、金属の装置のイメージが強いワイヤー矯正ですが、矯正中の見た目も配慮されており、白や透明の審美ブラケットやワイヤーがあるため、矯正中の見た目も改善されてきています。
歯の表側にブラケットを装着する「表側矯正」だけでなく、裏側に装置をつける「裏側矯正」もあり、裏側に装置をつけるため、矯正中の見た目がほとんど分かりません。
ただし、装置をつける場所が裏側なので、技術力が必要のため、対応している歯科医院が限られてきますし、表側矯正より費用が高くなる傾向になります。

外科矯正

矯正装置で治療ができる歯並びには限界があり、重度の受け口の場合には、顎の骨のバランスを変えて歯並びを整える必要があるので、外科手術が検討される場合もあります。
外科矯正は、前歯を骨ごと後ろに下げるため、骨格の改善が見込め、しゃくれや横顔の改善が期待できます。
一般的には手術前と手術後に矯正が必要になることが多く、手術するために入院も必要になります。

外科手術について

受け口の矯正で歯の逆転を改善できる?

矯正 難波 シュミレーション

受け口の方の場合、歯の逆転は矯正治療で改善が見込めます。
ただし、骨格も関係している重度の受け口の方の場合には、外科矯正も含めて検討をする場合があります。
外科矯正をした場合の骨格のバランスも含めたシュミュレーションや歯列矯正をして歯が正しい位置に来た場合の比較などをお話させていただきます。

まとめ

難波 歯科矯正 大阪

受け口は下の歯が少し重なり合っている軽度のものから、骨格が原因で下あごが前に出ている重度の受け口までさまざまです。
患者さまのお口の状態によって、歯列矯正だけでも歯の逆転ができる場合もあり、よりよい矯正方法をご提案いたします。
当院では、受け口の方の治療も数多く行っておりますので、受け口が気になっている方はまずはお気軽にご相談ください。

0120-118-387 24時間受付
WEB予約