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出っ歯の人は“ほうれい線”ができやすいの?


こんにちは、難波矯正歯科です🦷🫧
「出っ歯の人はほうれい線ができやすいの?」と口元にコンプレックスを抱えていませんか。
じつは、出っ歯の人はほうれい線ができることがあります。
今回は、なぜ出っ歯の人にほうれい線ができやすいのか、理由と改善方法を解説します。

出っ歯の人はほうれい線ができることがあります

出っ歯の女性のイラスト

出っ歯の人はほうれい線ができることがあります。
出っ歯とは、上の歯が唇側に出ている状態で、唇を閉じられないことも。
人前にでるときや緊張すると、グッと唇を閉じようと口元に力が入り、頬の皮膚が引っ張られます。
このような状態を放置しておくと、皮膚が引っ張られては戻り、ほうれい線がくっきりつくのです。

また、出っ歯の人は口元をしっかり閉じられないため、口呼吸になります。
口呼吸は、お口の中やお口周りが乾燥してしまうため、よりほうれい線がつきやすくなります。
出っ歯の人はほうれい線ができやすいと断言はできませんが、
ほうれい線ができやすい状態のため、早めに対策してほうれい線を改善しましょう。
他にも、歯並びだけではなく、骨格的な問題や癖などもほうれい線ができやすい理由につながります。

出っ歯の人にほうれい線ができやすい理由

肌を気にする女性

出っ歯の人にほうれい線ができやすい理由をいくつか紹介します。

口元が出ている

出っ歯の人は、上の前歯が唇側に出ているため口元がでます。
頬骨よりも口元が前方にあればあるほど、ほうれい線がくっきりしやすいでしょう。
口元と頬の境目にあるのがほうれい線のため、口元が出ていることで境目がわかりやすくなるからです。
出っ歯の方でほうれい線ができやすいというのは、シワというよりも境界線が目立つことが考えられます。

鼻の下が伸びて見える

出っ歯の人は、前歯を隠そうとしてグッと力を入れて唇を閉じたり、噛んだりする癖がついていませんか?
このような癖は、歯並びが悪いことで行っている可能性があり、鼻の下が伸びて見えますよね。
癖になっていると、毎日何度も行っているため、皮膚が引っ張られてしまいたるんでいるかもしれません。
皮膚のたるみがあると、シワやほうれい線ができやすくなります。

口周りの筋力が低下している

出っ歯の人で多いのは、お口周りの筋力の低下です。
そもそも出っ歯になってしまったのは、お口周りの筋力の低下が原因かもしれません。
・舌で前歯を押す
・舌を噛む癖
・お口をポカンと開ける

などの癖があれば、出っ歯になりやすいといわれています。
そしてこれらの癖があるということは、お口周りの筋力が低下しており、ほうれい線ができやすい環境なのです。
舌先は通常、上の前歯の裏側にある凸凹した部分である「スポット」と呼ばれる場所にあり、
舌全体は上顎にくっついています。

しかし、舌の筋力が低下しているとスポットポジションに舌先を安定させることが難しく、
舌で前歯を押したり、噛んだりする癖につながります。
さらに、前歯が出ていると唇をしっかり閉じられないため、お口をポカンと開く癖がついて、口呼吸になる傾向があります。
唇や頬の筋力も低下して、結果的にほうれい線ができる可能性があるのです。
出っ歯を放置しておくと、舌や唇などのお口周りの筋力が低下してほうれい線ができるばかりか、
歯並びがさらに悪くなるリスクもありますので、早めに改善しましょう。

顎が変形している

出っ歯の原因は、歯が前方に出ているような歯並びだけが問題と思っていませんか?
じつは、出っ歯のもうひとつの原因は、骨格的な問題です。
上の顎が下の顎に比べて大きすぎる場合、歯並びが整っていても出っ歯と言います。
出っ歯を専門的な言葉で呼ぶと、上顎前突といい上の顎が前方に出ている状態を指します。

また、顎が変形しており、歯が生える土台である顎の形がU字型ではなく、V字型であると出っ歯になりやすいです。
他にも顎の成長に左右差があるケースも歯並びに悪影響を及ぼします。
顎が変形していると、顎の形に合わせて皮膚が引っ張られたり、たるんだりするため、
シワやほうれい線ができやすい可能性もあるのです。

口元が気になる

出っ歯の人は、口元が気になり何度も鏡で歯並びを確認したり、コンプレックスを抱えたりしているかと思います。
そのため、ご自分のお顔全体をよく観察したり、他人と比較したりしてしまうことも。
本当は、出っ歯が原因でほうれい線ができているわけではなくても、
口元が気になるため出っ歯のせいでほうれい線ができていると思い込んでいるかもしれません。
出っ歯であることで自分に自信を持てなくなる方もいらっしゃいますので、
歯並びを整えてより輝く自分を手に入れてみてはいかがでしょうか。

出っ歯の矯正治療はほうれい線ができやすい

歯列矯正している女の子のイラスト

「出っ歯の矯正治療をするとほうれい線ができやすい」というお話しを聞いたことがある方もいるかもしれません。
しかし、矯正治療を終えて、お口周りの筋力がしっかりしていれば出っ歯の矯正治療により、
ほうれい線がくっきりすることは考えにくいです。
ここから、出っ歯の矯正治療でほうれい線ができる理由を解説します。

抜歯

出っ歯の人は、決められた顎の大きさ(歯が並ぶスペース)に対して、
すべての歯が並びきらないために、前歯が前方に押し出されていることがあります。
このようなケースでは、顎を広げるもしくは、抜歯をして歯が並ぶスペースを作り出す必要があります。
特に、大人になってから顎を成長させるように促すことは難しいため、
抜歯により歯が並ぶスペースを作り出すのが一般的です。
抜歯をして前歯を後方に動かすと、出っ歯が改善されますが、
お口周りの皮膚がたるみ、シワやほうれい線ができたと感じることも。
矯正治療と合わせて、お口周りの筋力を鍛えるトレーニングをするとよいでしょう。

垢ぬけてみえる

出っ歯の人と、歯並びが整っている人を比較すると、どのような印象を受けますか?
欧米では、整った歯並びはマナーとされるほど、第一印象を左右します。
出っ歯の人よりも、歯並びが整っている方が、「責任感がある」「自己管理ができそう」
「清潔感がある」など好印象を持たれやすいのです。
このことからわかるように、出っ歯の人が整った歯並びになることで、垢ぬけてみえたり、
しっかり者にみえたりして、顔の印象が落ち着いてみる傾向にあります。
その結果、矯正治療を終えて歯並びがきれいになると、幼い印象から年をとったように感じることもあり、
ほうれい線が目につくのかもしれませんね。

食生活の変化

矯正治療中は、食事制限はありませんが、矯正装置を調整する日などは硬い食べものを食べると
痛いと感じる方もいらっしゃいます。
そのため、あまり噛まなくても食べられるやわらかい食事に変化することも。
そうなると、「噛む」回数が減るため、顎や頬などの筋力が衰えてしまいます。
食生活が変化することで、お口周りの筋力が衰えて、ほうれい線が目立つのです。

ほうれい線の改善方法

出っ歯の人はほうれい線ができることがあるとわかりましたね。
難波矯正歯科では、患者さまのライフスタイルや出っ歯の状態に合わせて、以下の矯正装置をご用意しています。
・表側矯正
・裏側矯正
・マウスピース型矯正
従来の表側矯正は、できるだけ目立ちにくいように透明や白色の矯正装置を選択できます。
また、当院は裏側矯正を得意としており、表側矯正と同等の期間で違和感をできるだけなくして治療を進められます。
ご希望があれば、マウスピース型矯正や部分矯正も行っていますので、お気軽にご相談ください。
また、骨格的に出っ歯であると判断した場合は、上顎の骨を切除する外科手術を取り入れた矯正治療も行っています。
「ほうれい線が気になるけれど、出っ歯が原因なの?」と気になっている方は、
無料カウンセリングを行っていますので、ご都合に合わせてご予約ください。
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