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あなたはむし歯になりやすい?「カリエスリスク検査」でチェックができる!


こんにちは。
大阪難波にある矯正歯科「難波矯正歯科」です!

みなさんは“自分の歯がどのくらいむし歯になりやすいのか?”また、
“どんなリスクを持っているのか?”を知っていますか??
むし歯のなりやすさは一人一人違っていて、持っているリスクも個人で変わります。
自分のカリエスリスクを知っておくとどのようなホームケアがいいのか、
どんなケアアイテムを使えばよいのかが分かるんです。
カリエスリスク検査って何をするんだろう?これまでやったことのない人や
自分のお口の状態をより詳しく知りたいという人にとてもメリットがあります。

今回はカリエスリスク検査を知らない、初めて聞いたけどやってみたい!
そんな人のために分かりやすく説明していきますのでお役立て下さい。

カリエスリスク検査ってなに?

唾液検査する女性

カリエスリスク検査とは、自分の歯がどのくらいのレベルでむし歯になりやすいのかを知ることができる検査のことです。
むし歯リスクの高い人、中程度の人、低い人と分けられます。
リスクを知ることによって、個人に合わせてどのようなお口のケアがマッチしているのか、
メンテナンスに通う頻度などの参考にもなります。

カリエスリスク検査をするメリットはなに?

カリエスリスク検査をするとどのようなメリットがあるのでしょうか?
したことのない方も多いかと思いますが、メリットをご紹介しますので参考にして下さい。

1.むし歯ができる原因を突き止めることができる

カリエスリスク検査をすることで、自分のお口の環境の何が原因でむし歯のリスクを高めているのか、
歯自体にリスクを持っているのか、または食生活などの別のところに原因が隠れているのか、
個人個人のリスクを知ることができます。
リスクを知れば対処することができますよね!
闇雲になにかをするよりも、しっかりと自分の原因を知り、
それに合わせた対処法を取ることで効果的にむし歯対策、むし歯予防ができるようになるんです!
このメリットはすごく大きいと思いますよ。

2.自分にあった予防プログラムを作ることができる

自分のリスク、つまり弱点を知ることによって自分オリジナルの予防プログラムをつくることができます!
患者さん、歯科医師、歯科衛生士がチーム一丸となって、むし歯予防のための対策ができるんです。
歯科衛生士からは、患者さんのリスクに合わせた、ホームケアのアイテムやメンテナンス頻度の案内があり、
メンテナンス時に必要なケアも行ってくれることでしょう。
リスクを知ることは歯科医師、歯科衛生士からの適切なアドバイスを受けるためにもとても重要なことなんです。

3.将来のリスク回避につながる

今、現時点でむし歯ができていなかったとしても、将来むし歯になるリスクが高いのか低いのか、
どの程度なのか知ることができます。
将来についてのリスクを知ることができれば、仮に矯正治療を始めた際には
特に念入りなメンテナンスやホームケアを行うなど、
最初からむし歯をつくらないための対策を用意しておくことができますよね。
自分はむし歯になりやすいんだな。ということがわかれば、食事の取り方や間食の回数や時間帯など、
普段の生活から少しでも意識が変わってくるはずです。
自分はどういう状態にあるのか。ということにまずは、気づく、知る、理解する。ということが重要なんです!
カリエスリスク検査をして、自分の口の中の環境を知り、効果的なむし歯予防プログラムをつくりましょう!

カリエスリスク検査でわかること

診断書, 聴診器

カリエスリスク検査では何がわかるのでしょう?
4つの項目に分かれていて、それぞれのリスクの高さによってむし歯リスクの判定がされます。
各項目について説明をしていきます。

1.唾の分泌量

適正な唾の量が出ているのか、または少ない量なのかが分かります。
唾の量が多く出ている人ほど、お口の中の細菌を洗い流してくれるのでよいとされています。

2.唾液緩衝能

唾液緩衝能とは、食後などお口の中が酸性に傾いたときにもとの中性の状態へと戻してくれる唾液の働きのことです。
この力が弱い人は、歯が脱灰(だっかい)してむし歯になるリスクが高まります。

3.細菌の数

お口の中にはむし歯のリスクを高めている細菌がいるのですが、この細菌の数を知ることができます。
もちろん細菌数が多ければむし歯になるリスクは高くなり、少ない人はむし歯になるリスクも低いです。

4.細菌がつくり出す酸の強さ

細菌たちは酸をつくり出し歯を溶かしていくのですが、つくり出される酸の強さも知ることができます。
お口の中を中性に戻してくれる唾の働きが弱く、細菌の酸の力が強い場合はむし歯のリスクがグンと上がることになります。

むし歯はどうしてできるの?

虫歯のイラスト

歯が溶けて穴が空いた状態をむし歯としてイメージしている人も多いと思います。
では、なぜ歯が溶けてしまうのでしょう?

むし歯になるかどうかは、脱灰(だっかい)と再石灰化(さいせっかいか)のバランスで決まります。
食事をするとお口にいる細菌たちは、糖分をエネルギーとして乳酸という酸をつくり出します。
このとき、お口の中は酸性化し歯の表面はやわらかくなってジワジワと溶けている状態です。
歯からはミネラル成分が抜け出していて、脱灰(だっかい)という状態になっています。
食事を終え、お口の中に何もなくなってから20分ほどすると唾の緩衝能の働きによって、
お口の中が徐々にもとの中性に戻っていきます。
このときに、出ていったミネラル成分が歯に取り込まれます。

このバランスが保てていればむし歯になることはないのですが、脱灰の回数が多くなったり、
脱灰の時間が長くなると歯のミネラル成分が抜けていくばかりで、歯は酸にさらされて溶ける一方となります。
このような状況になると、歯にポッカリと穴があきむし歯となってしまうのです。

むし歯をつくり出す食生活って?

むし歯ををつくり出す原因には、食生活が大きく関係しています。
例えば、食事に加えて間食が何回もある人は、お口の中が1日の中で何回も酸性化になるので、
歯が溶ける回数も増えてむし歯のリスクを上げます。
他にも、食事にかける時間がダラダラと長い人やカフェなどでドリンクやケーキをお喋りしながら
ちびちびと時間をかけて食べている人は、何時間もお口の中が酸性化の状態になっていますので、
これもむし歯をつくるリスクを高めていて危険です。
このような食べ方に心当たりがある人は、直した方がよいでしょう!

カリエスリスク検査ってどうやるの?

実際のクリニックではカリエス検査はどうやっているのでしょう?
あまりにも時間がかかったり、大変なものでは、やるにしてもちょっと敷居が高くなりますよね。
どのような手順でどのくらいの時間や費用がかかるのかご説明します。

1.細菌の採取

歯に綿棒を擦り付けて、細菌を採取します。

2.ガムを噛む

3分ほどガムをひたすら噛んでもらいます。

3.唾液の採取

口に溜まった唾液を容器に吐き出します。

4.検査が出るまで待つ

10〜15分ほどで検査結果が出るので待ちます。

このような流れで、カリエスリスクの検査は終わります。すごく簡単だと思いませんか!
痛いことも、面倒な手間も何もないのもメリットと言えるでしょう!
そして、検査結果はその日のうちにわかるので、
予防プログラムも当日に歯科衛生士さんに提案してもらうことができるんです!
歯科クリニックによっては、採取した細菌の培養などの時間が必要になるケースもあるので、
そのようなときには1ヶ月後に来院して検査結果の報告となるようです。

また費用に関しても、3000〜5000円、数万円かかるクリニックもあります。
どのような検査キッドを使用しているか、どのような検査方法を導入しているかで変わりますので、
カリエスリスク検査にご興味がある人は、事前にクリニックにお話を聞いてからの方が安心でしょう。

まとめ

いかがでしたか?
自分の歯はどのくらいむし歯になりやすいのか?将来、大人になったときのリスクはどうなのか?
気になる方も出てきたのではないでしょうか。
今回の記事を参考に自分オリジナルのむし歯対策をつくるきっかけになれたら嬉しいです。

最後に、難波矯正歯科では、歯列矯正を検討中の方や歯並びについてお悩みの方に無料カウンセリングを行なっております。
歯並びにお悩みがある方はぜひご相談にいらしてください✨お待ちしております!
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