みなさん、こんにちは。大阪の難波駅から徒歩3分の難波矯正歯科です!
「矯正したのに出っ歯が気になる……」と歯並びが改善されていないことが気になるケースがあります。
せっかく矯正治療をしても、歯並びが治らないことがあるの?と驚くかもしれません。
今回は、矯正治療したのに出っ歯が治らない理由とそうならないための注意点などをお話しします。
目次
出っ歯とは?
![出っ歯,上顎前突](https://www.nambakyousei.com/new/wp-content/uploads/2023/12/buck-teeth-maxillary-prognathism-300x285.jpg)
出っ歯とは、上の歯が唇側に傾斜したり、上の顎が下の顎に比べて大きく成長していたりする状態です。
見た目にも目立つことが多く、上の前歯が邪魔をして唇をしっかり閉じれないことも。
出っ歯の原因は、「歯並び」「骨格の問題」の2つに分けられます。
矯正をはじめるときに原因を突き止めて、適切な治療をすることが大切です。
矯正したのに出っ歯が治らない理由
それでは、矯正治療をしたのに出っ歯が治らない理由をみてましょう。
抜歯していない
歯が大きすぎて出っ歯になっている、もしくは上の顎が小さすぎてすべての歯が並びきらずに出っ歯になっている場合は、
抜歯が必要になることがあります。
成人矯正では、歯1本1本をきれいに整列させる「動的治療」を行うのですが、
すべての歯がスムーズに並ばなければ、歯を抜いてスペースを確保します。
しかし、健康な歯を抜くのに抵抗があったり、適切な診断がされずに抜歯をしなかったりすると、
矯正治療をしても口元が出てしまい「出っ歯」が治ってないと感じるのです。
前方に出ている歯を後方に動かすには、歯を抜く可能性が高いことを覚えておきましょう。
骨格的な問題がある
![頭蓋骨(頭部)の骨格模型](https://www.nambakyousei.com/new/wp-content/uploads/2023/12/skull-model-300x200.jpg)
歯並びはきれいに並んでも、横から口元を見るとボコっとしている出っ歯の方は、骨格的な問題があるかもしれません。
上の顎が大きすぎることで上下の顎のバランスが崩れて、出っ歯になるのです。
矯正装置だけの治療では、限界があるため出っ歯が治らないと感じるでしょう。
この場合は、矯正装置で行う動的治療の前に、外科手術で上顎を切除する治療を受けるのが望ましいです。
当院は、矯正装置で行う治療はもちろん、外科手術を取り入れた矯正治療も取り扱っています。
提携している医療機関で外科手術が受けられますので、お気軽にご相談ください。
※当医院の外科治療について、詳しくはこちらのページをご確認ください。
保定装置をさぼった
矯正治療は、歯並びを整える治療が終わると、歯並びを安定させるための保定期間に移ります。
多くの方が、矯正装置で歯並びを改善したら治療は終わりとお考えですが、保定期間も大切な治療のうちのひとつです。
保定期間中は、保定装置と呼ばれる取り外し式の装置または、固定式の装置を歯に装着することで歯並びを安定させます。
自己判断で保定装置を外してしまったり、長い間保定装置を付けなかったりすると、
出っ歯に後戻りしてしまうことがあるため、注意が必要です。
親知らずなどで歯並びが後戻りした
矯正治療を終えた後に、親知らずが生えてくる方もしばしばいらっしゃいます。
親知らずは15歳前後で生える一番奥の永久歯ですが、成人してから生える方もおり、気付かないことも多い歯です。
親知らずが生えたことに気付かないと、手前の歯が押され徐々に歯並びが乱れて、出っ歯になることがります。
このようなリスクを避けるためにも、当院では親知らずがあると診断した場合、矯正治療前に抜歯を選択できます。
特に外科手術が必要になる患者様は、外科手術の際に親知らずを抜歯します。
矯正したのに出っ歯が治らなかったときの対応
次に、矯正したのに出っ歯が治らなかったときの対応をみてみましょう。
1.矯正歯科に相談する
![歯科医師,患者,カウンセリング](https://www.nambakyousei.com/new/wp-content/uploads/2023/12/Dentist-patient-examination-300x200.jpg)
基本的には、矯正治療を受けた歯科医院に相談します。
矯正歯科によっては、アフターケアや返金保証を行っている可能性がありますので聞いてみましょう。
しかし、矯正治療前に治療計画やゴールをお話しされていることがほとんどなので、
歯科医院や歯科医師との認識のずれがないように、治療前にしっかり確認することが大切です。
2.セカンドオピニオン
矯正治療を受けた歯科医院の対応や方針に同意した方がよいのか困った場合は、
他の矯正歯科に意見を求める「セカンドオピニオン」を受けましょう。
当院では、無料カウンセリングを行っていますので、矯正治療後のお悩みもお気軽にご相談ください。
※当医院の無料カウンセリングご予約はこちらから。
3.転院する
セカンドオピニオンを受けて、治療計画に納得ができたら転院するのもひとつの方法です。
もちろん、もともと治療を受けていた矯正歯科へ戻ることも選択できます。
4.再治療
矯正治療計画に同意したら、再治療を受けます。
たとえば、抜歯をしていない方は抜歯をして治療を受け直したり、
外科手術が必要なケースでは顎の骨を削る治療を受けたりすることも。
再治療であっても、矯正期間は2年前後かかることもあります。
しっかり歯科医師に相談した上で再治療を受けましょう。
出っ歯をしっかり治すために注意すること
![注意マークを指差す男性](https://www.nambakyousei.com/new/wp-content/uploads/2023/10/important-point-300x200.jpg)
出っ歯の治療を行ったのに治らなかった…というようなトラブルを避けるためにも、
矯正治療を始める前や後に注意したいことを知っておきましょう。
カウンセリングを受ける
歯科医院によりますが、矯正治療をはじめる前にカウンセリングが受けられる医院があります。
当院は、無料カウンセリングを行っており、歯並びや矯正装置のご相談など気軽にできる環境を整えています。
ほんの些細なことでも疑問点や不安なことがありましたら、
プロである歯科医師や歯科衛生士に確認できるのがポイントです。
理想の矯正治療のゴールやライフスタイルに合わせた治療が受けられるのかを、
事前にしっかり確認しておけるのも嬉しいですね。
歯科医院との相性
矯正治療は、2年前後の期間がかかるため、長い間同じ歯科医院に通院しなくてはなりません。
矯正治療への意気込みはあっても、いざ矯正治療をはじめたら、思っていた歯科医院や先生ではなかった…と、
矯正治療を続けるのが嫌になってしまってはよくないですよね。
矯正治療の技術はもちろん、コミュニケーションが取りやすい歯科医師やスタッフがいると心強いものです。
当院は、総院長と院長がおり、治療中に質問できなかったことなどはWEBから問い合わせすることも可能です。
また、カウンセリングルームは2つ設けており、診療室は半個室タイプのためプライバシーに配慮されています。
保定装置を付ける
矯正治療中は、予定通りに通院していればよっぽどのことがない限り歯並びのトラブルが引き起ることはありません。
しかし、矯正装置を外して保定期間に入ると歯並びが後戻りして、また出っ歯になる方もしばしばいらっしゃいます。
そのため、保定期間はしっかり保定装置を装着しましょう。
自己判断で保定装置の使用を中断すると、出っ歯に後戻りするリスクが高まります。
アフターケアの有無
矯正装置装着後2ヶ月以内であれば、当院では以下のような対応をします。
1.全額 返金(初回検査料・処置料は除く)
または、無料で治療内容変更(ハーフリンガルシステムまたはマウスピース型矯正へ)
2.学生割引
生徒手帳または学生証の提示が必要ですが、学生割引を行っています。
(※マウスっピース型矯正、部分矯正には適用不可)
また、紹介割引も行っているので当院で治療を受けている患者様からのご紹介であれば、矯正にかかる費用が割引されます。
(※部分矯正には適用不可)
3.転院制度
矯正治療中に引っ越しをすることになった場合も矯正治療は諦めずに続けられます。
渋谷矯正歯科グループの矯正歯科であれば、矯正治療を引き続き受けられるのがポイントです。
全国11医院展開しているため、難波矯正歯科から追加費用なしで転院することができます。
各歯科医院にいるドクターやスタッフが密に連携し、患者様のデータを引き継いで、
同じ目標に向かって治療を進められます。
※当医院の「転院制度」について詳しくはこちら>>