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歯科矯正で痩せる?その真相とは


体重計に乗る女性の足元

こんにちは!大阪にある歯列矯正専門の歯科医院「難波矯正歯科」です!

歯科矯正を始めて痩せたと聞いたことがある方もいるのではないでしょうか?
歯科矯正すると口元が整うので痩せたように見えるかもしれませんが、残念ながら歯科矯正はダイエット目的で行うものではありません。
しかし実際に矯正治療後に痩せたと感じる人も少なくはありません。

今回は、なぜ歯科矯正で痩せたように感じるのか、その真相について説明していきます。
歯列矯正した際のダイエットとの関係が気になる人は、ぜひチェックしてくださいね。

歯科矯正で痩せるのか?

マウスピースを手に持ち、頬に指を当てる笑顔の女性

なぜ歯科矯正で痩せるのでしょうか。
矯正治療を行うと歯が動く痛みや装置により硬い食べ物が食べられず食事が制限されたり、矯正治療後に口元が整い小顔に見えるため痩せたと感じる方が多いのではないかと思います。

ただし本来の歯科矯正の目的は「歯並びや噛み合わせを整えるための治療」です。
ダイエットを目的に行う治療ではありません。
痩せる痩せないはあくまでも個人差があり、矯正治療後の付加価値としてであればいいですが、過度にダイエットを期待した歯科矯正はモチベーション維持になりませんのでおすすめしません。

歯科矯正で痩せると考えられる5つの理由

数字の5の形をした置物

なぜ歯科矯正で痩せると考えられるのでしょうか。
その理由は以下の5つです。

  • 食欲が低下するため
  • 矯正治療中の食事の量や内容の変化
  • 間食が減るため
  • 噛み合わせが改善されるため
  • フェイスラインが整うため

それぞれ詳しくみていきましょう。

食欲が低下するため

矯正治療を開始すると一時的に食欲が低下してしまいます。
矯正治療中は装置によって歯に徐々に力をかけ歯を動かしていきます。
歯が動くと食事の際に痛みを感じてしまい、痛みを避けるため食欲が出ない方も少なくありません。

痛みはワイヤーやマウスピース交換後3~5日間で治まるため慣れてきます。
しかし慣れると食事はしやすくなる反面、硬いもの繊維性のものは食べにくいため食事を取るのが億劫になる人もいるでしょう。

矯正治療中の食事の量や内容の変化

矯正治療中は食事の量や内容が変化しやすくなります。
歯が動くことによる痛みで硬いものが食べられなかったり、流動食やゼリーなどの比較的消化が良いものを選択したりすることで、元々油っこい食べ物やかなりの量を食べる人であれば食事内容や量に変化がみられ意図せずダイエットに繋がると考えられるでしょう。

さらに矯正治療中は硬いものが食べにくく、一口サイズに切るなど比較的柔らかくて食べやすい消化にいいものを選択する傾向にあるといえます。
矯正治療前に比べると摂取する食事の違いで痩せる人もいる可能性はあるでしょう。

間食が減るため

矯正治療中は間食が減る人が多いといわれています。
特にマウスピース矯正であれば、むし歯にならないためにも飲食後マウスピースを装着する前にブラッシングが必要になります。
間食回数が増えるとブラッシング回数も増えるため、自然と間食を控える人が多くなるでしょう。

またワイヤー矯正も食べる物によっては装置の間に挟まり、むし歯のリスクが高まりブラッシングが必要になることから自然に間食を控える方も多いようです。

間食が多かった人は間食をしなくなった分の摂取カロリーの違いから、痩せることもあるのではないでしょうか。

噛み合わせが改善されるため

歯科矯正によって噛み合わせが改善されると痩せる方もいます。
噛み合わせが整い食事がしっかり噛めることで少量でも満腹中枢が刺激され、食事の量が自然と減っていきます。
また噛み合わせが改善されると両側で均等に噛むことができ、あごや筋肉の左右のバランスも整いあごのラインもスッキリするので痩せてみえることもあるでしょう。

フェイスラインが整うため

矯正治療後、矯正前の歯並びによってはフェイスラインが整い痩せたと感じる人もいるでしょう。
特にデコボコの歯並びだった方や受け口のケースであれば、抜歯することであごの大きさが変わり口元がスッキリするためです。
また矯正治療によりあごの歪みが改善されることから、スッキリ小顔に見えて痩せたと感じる方もいるでしょう。

歯科矯正は痩せる目的で行うものではない

歯の模型とバツ印札のイメージ画像

冒頭でもお伝えしましたが、歯科矯正は痩せる目的で行う治療ではありません。
間接的に痩せたと感じる人や実際に痩せたという人もいるかもしれませんが、あくまでも歯科矯正の目的は「歯並びを整え噛み合わせを改善する」ことです。
したがって1~2年以上かかる矯正をダイエット目的で行うのはおすすめできません。
矯正治療の目的は矯正終了後の「整った口元で素敵な笑顔」の方が、ダイエット効果よりも素敵ではないでしょうか。

歯科矯正のメリット5つ

「MERIT」の文字が書かれた黒板

痩せる目的ではなく歯科矯正には以下5つのメリットがあります。

  • 口元が整い見た目の印象が変わる
  • むし歯・歯周病のリスクの低下
  • 歯の寿命が伸びる
  • 身体の不調が改善される
  • 胃腸への負担が減る

歯並びや噛み合わせが気になり矯正治療を検討している方はぜひ参考にしていただき、前向きに矯正治療を考えてみてくださいね。

口元が整い見た目の印象が変わる

歯科矯正によって口元が整い、見た目の印象が変わります。
また出っ歯デコボコした歯並びが気になっていた方は、歯並びが整い口元がスッキリするためコンプレックスが解消されることでしょう。
見た目のコンプレックスが解消されることで自信が持てるようになり、人との関わりも積極的になる人も多くみられます。

むし歯・歯周病のリスク低下

歯並びが整うことで、むし歯・歯周病のリスクが低下します。
歯並びが悪いままだと、磨きづらい部分が多かったり噛み合わせが悪かったりすることでむし歯歯周病になってしまいます。
矯正治療後に歯並びが改善されるとブラッシングがしやすくなります。
その結果むし歯や歯周病になるリスクは各段に減少するでしょう。

歯の寿命が伸びる

歯並びが改善されると磨きやすくなり、歯の健康寿命を伸ばすことが可能といえます。
歯並びが悪いままだとブラッシングが不十分でむし歯歯周病になったり、噛み合わせによっては過度の力がかかってしまったりすることで、歯の健康状態は不安定になってしまいます。
歯科矯正で歯並びが改善されると過度に歯にかかっていた負担が無くなり、ブラッシングもしやすくなるため歯の寿命は伸びるでしょう。

身体の不調が改善される

歯並びが整うと身体の不調が改善されます。
原因がわからないと思っていた頭痛肩こり・腰痛が、実は歯並び噛み合わせが悪いことで起きていたということがよくあります。
歯科矯正で歯並びと噛み合わせが整うことで、身体に起きていた何らかの不調が改善される可能性があります。

胃腸への負担が減る

歯科矯正で歯並びが改善されると胃腸への負担が減少します。
噛み合せが悪いと早食いになってしまい胃腸へ負担をかけてしまうことがあるためです。
歯並びが整うと食べ物をしっかり噛むことで胃腸への負担が軽減されるでしょう。

まとめ

口元に指を当てている笑顔の女性

いかがでしたでしょうか。
歯科矯正はあくまでも「歯並びと噛み合わせを改善するための治療」です。

治療過程の痛みにより食欲が低下したり、食べられる物に変化が生じたりすることで、矯正治療前との摂取カロリーに違いが起きダイエットに繋がる可能性はあります。
しかし痛みや変化には個人差がありますので、必ずしも「歯科矯正すると痩せる」と断言できるものではありません。

歯科矯正で歯並びが改善され口元が整うことでフェイスラインがスッキリし、笑顔にコンプレックスがあった方も魅力的な笑顔になることでしょう。
したがって本来の歯科矯正の目的を失うことなく治療に励んでいただけたらと思います。
また人によっては、歯が並ぶことで顔貌が変わり全体的にスッキリ小顔に見える方もいるのは事実です。
歯並びが気になっていて見た目がどう変化するのかなど気になる人は、一度ご相談くださいね。
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