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矯正治療を途中でやめたくなったらどうすれば良いのか


こんにちは。難波矯正歯科です。
いつも当医院のブログをご覧いただき、ありがとうございます。

急遽引っ越しが決まってしまった場合や、思っていたよりも矯正治療が辛い場合は「途中でやめたい」と考える方もいるのではないでしょうか。
しかし、矯正治療を中断してしまうと、元の歯並びよりも状態が悪化する可能性があります。
そこで本記事では、矯正治療を途中でやめたくなったらどうしたら良いのかを解説します。

矯正治療は途中でやめられる?

歯科治療の道具と歯の模型のイメージ

矯正治療は長期間にわたるため、引っ越しやライフスタイルの変化によって中断せざるを得ない場合があります。
たとえば、以下のような理由は途中でやめることになりやすいです。

  • 引っ越し・転勤・留学
  • 妊娠や就職などのライフスタイルの変化
  • 矯正中の痛みや違和感などによるストレス
  • 治療費の支払いの困難

結論から言うと、矯正治療は途中でやめることは可能です。
矯正治療は歯科医師と患者さんとの合意にもとづいて進められており、患者さんが治療の継続を望まない場合、強制的に続けることはありません。

しかし、自己判断で突然中止するのは避けるべきです。
というのも、矯正治療は緻密な治療計画によって進められており、放置すると後戻り歯並びの悪化を招いてしまう可能性があるからです。
特に抜歯した場合は、時間が経つにつれ周囲の歯が動き、矯正前よりも歯並びが悪化する可能性が大いにあります。
そのため、治療の中断を考えている場合は、必ず担当の歯科医師と相談し、適切な手順を踏むことが重要です。

矯正治療を途中でやめることのデメリット

デメリットの文字が書かれた黒板

では、矯正治療を途中でやめるとどのようなことが起こるのでしょうか。
ここでは、中断することで起こり得るリスクを4つ紹介します。

後戻りのリスク

矯正治療は歯を動かす期間(動的治療)と歯を固定する期間(保定期間)に大きくわけられ、保定期間を経ることで矯正治療が完了します。

動的治療後は、歯を支えている骨が安定していません。
保定期間で歯をしっかり固定しないと元の位置に戻ってしまう「後戻り」のリスクが高くなります。
特に中断は後戻りしやすいため、矯正治療は完遂することが重要なのです。

歯並びと噛み合わせの悪化

治療の中断は後戻りするだけではありません。
歯を支える骨が安定していない状態は、歯が動きやすいため、矯正を始める前よりも歯並びが悪化する可能性が高まります。
その結果、奥歯の噛み合わせが悪くなり、食べ物がうまく噛めなくなってしまうことも。

特に、治療中に抜歯を行ったケースでは、隙間が完全に閉じる前に治療を中断すると、周囲の歯が傾くなどの問題が発生する可能性があります。
さらに、抜歯部分を支える骨が減少し、再治療を行っても隙間が閉じにくくなることもあり得ます。

虫歯や歯周病になりやすい

治療の中断は、定期的な検診やクリーニングの機会を逃すことになります。
特に、歯が動いている途中は歯ブラシが届きにくくなります。
また、矯正装置がついている状態は、丁寧にケアしても汚れが溜まりやすいです。
その結果、虫歯や歯周病になるリスクが高まります。

時間とお金が無駄になる

矯正治療は基本的に自由診療です。
そのため、歯科医院によって価格設定が異なります。
矯正治療を中断すると、一般的にこれまでに支払った治療費の返金は行われません。
ただし、治療費を全額前払いしている場合は、既に完了した治療に対する差額が返金される可能性があります。

他の歯科医院で治療を再開する際は、以前に支払った費用を差し引くことはできず、新たな治療費が発生します。
加えて、歯科医院によって治療方針が異なるため、新しい治療計画を立てて一から治療を行う場合も。
このため、治療を中断することは、これまでにかかった時間とお金が無駄になるリスクがあります。

矯正治療を途中でやめたくなったら?

考える女性の写真

矯正治療は長期間におよぶため、その間にやむを得ない事情で継続できない場合もあります。
このような状況になったら、まずは歯科医師に相談しましょう。
治療中に感じるストレスや不安がある場合、歯科医師からのサポートを受けることで不安や疑問が解消されると、治療へのモチベーションを再び高めることができるかもしれません。

また、治療の調整や代替案を検討することによって、状況に応じた治療方法を見つけられ継続できる可能性もあります。
引っ越しや転勤などにより、矯正治療を現在の歯科医院で続けられなくなった場合、引き継ぎが可能かどうかをまず担当の歯科医師と相談しましょう。
引き継ぎが可能であると判断されれば、所属する団体を通じて新しい転院先を紹介してもらえることがあり、スムーズに治療を再開できるでしょう。
しかし、症例によっては引き継ぎが難しい場合もあるため、その点には注意が必要です。

矯正治療を途中でやめないためにできること

マウスピースを手に持っている女性

矯正治療を中断するとさまざまなリスクが生じる可能性があるため、一度治療を開始したら中断せずに続けることが望ましいです。
矯正治療を開始する前に以下のポイントを押さえておきましょう。

通院しやすい歯科医院を選ぶ

矯正治療は月1回または2~3ヶ月に1回は通院する必要があります。
億劫にならないためにも通院しやすい歯科医院を選ぶことが重要です。

転院制度がある歯科医院を選ぶ

引っ越しや転勤によって矯正治療を続けることが困難になることがあります。
このような状況に対応するため、引っ越しや転勤の予定がある方は、転院制度を用意している歯科医院を選ぶことが望ましいです。
医院間の情報共有により、新しい地域への転院がスムーズに進み、治療の中断を防げます。

当院では、追加費用なしの転院制度を用意しています。
東京・大阪・福岡・札幌・仙台にある11院のネットワークを活用し、治療の引き継ぎをサポート。
治療の中断を心配することなく安心して矯正治療を続けられます。

※転院制度についての詳細はコチラのページをご確認ください。

複数の歯科医院にカウンセリングを受ける

歯科医院によって取り扱っている装置や治療方針が異なるため、つ以上の歯科医院を比較検討することをおすすめします。
カウンセリングを受ける際は、自分の希望を明確にし、それを歯科医院が提供する治療内容と照らし合わせてみてください。
比較検討することで自分に合った歯科医院を見つけられやすくなります。
また、カウンセリング時に以下のポイントを確認しておきましょう。

  • メリットだけでなくデメリットを明確に教えてくれるか
  • 矯正治療の経験が豊富か
  • ささいな質問も丁寧に答え、不安や疑問を解消してくれるか
  • 歯科医院の雰囲気が良く、自分に合っていると感じるか
  • 将来的に引っ越しを考えている場合、転院制度が利用可能かどうか

矯正中に起こり得るリスクを理解する

矯正治療には以下のようなリスクが生じる可能性があります。

  • 矯正装置による痛みや違和感
  • 歯茎が下がるリスク
  • 歯根吸収(歯の根っこが短くなる)
  • 虫歯や歯周病
  • 金属アレルギー(ワイヤー矯正のみ)

このようなリスクを理解していないと中断のリスクが高まります。
カウンセリング時に十分な情報を得て、疑問や不安がある場合は歯科医師に相談することが重要です。

自分に合った矯正方法を選択する

矯正治療には、ワイヤー矯正やマウスピース矯正、外科矯正などさまざまな方法があります。
満足のいく治療を受けるためには、それぞれの特徴を理解し、自分に合った矯正方法を選択することが大切です。

たとえば、マウスピース矯正は自分で取り外し可能で、歯磨きや食事に支障をきたさない点がメリットです。
しかし、効果を得るためには1日20時間以上の装着が必要であり、自己管理が求められます。
一方、ワイヤー矯正は一度装置をつけると矯正が完了するまで取り外すことはできませんが、時間管理は必要ありません。
このような違いを理解し、自分に適した矯正方法を選ぶことが、治療の成功につながります。

まとめ

矯正治療を途中でやめたくなることもあるかもしれませんが、中断するとさまざまなリスクを伴います。もしやめたくなったら、まずは担当の歯科医師と相談しましょう。
中断しないためにも矯正治療のメリット・デメリットを理解し、自分に合った矯正方法を選択することが大切です。
また、引っ越しの予定がある方は、転院制度を用意している歯科医院を選ぶのも一つの手です。
慎重な検討を行うことで矯正治療を安心して進められます。

当院では、患者様が矯正治療を安心して続けられるよう、転院制度を含む多様なサポートを提供しています。
無料カウンセリングも実施しており、歯並びに関するご相談はいつでも歓迎です。お気軽にご相談ください。
※当医院のカウンセリングについての詳細はコチラ>>
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