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出っ歯の治療費用はどのくらいかかる?治療方法や支払い方法もあわせて紹介!


こんにちは。難波矯正歯科です!
いつも当医院のブログをご覧いただき、ありがとうございます。

「出っ歯を治したいけど、治療費が気になる」と心配している方も多いのではないでしょうか。
出っ歯を治す方法には矯正治療が一般的ですが、自由診療のため歯科医院によって費用は異なります。
そこで本記事では、出っ歯の矯正費用の相場について解説します。

出っ歯を治す矯正方法の種類

矯正方法は大きく分けると全体矯正部分矯正があります。
全体矯正は、上下の歯全体を対象とした矯正治療です。
部分矯正は、前から5番目までの歯並びに焦点をあてた矯正治療になります。
軽度の歯並びの乱れに対して適用されることが多いです。
出っ歯の場合、前歯だけではなく奥歯の噛み合わせも乱れていることが多いため、全体矯正が適用されることが一般的です。
また、矯正方法には以下の種類があります。

ワイヤー矯正(表側矯正・裏側矯正)

ワイヤー矯正の歯の模型

ワイヤー矯正とは、各歯にブラケットをつけて、それをワイヤーでつないで歯を動かす矯正方法です。
一般的な矯正方法で、適応範囲の広さから多くの歯科医院で取り扱われています。

ワイヤー矯正には、歯の表に装置をつける表側矯正と歯の裏側に装置をつける裏側矯正があります。
表側矯正は装置が目立ちやすいですが、費用を抑えられます。
裏側矯正は、表から装置が見えないメリットがありますが、技術的な要求が高く、
治療費が表側矯正よりも高額になることが多いです。

>>「裏側矯正治療」について

マウスピース矯正

マウスピース矯正

マウスピース矯正は、近年注目を集めている矯正方法です。
薄くて透明なマウスピースを1日20時間以上装着する必要があります。
また、1~2週間ごとに新しいものに交換し、段階的に歯を動かしながら少しずつ理想の歯並びに近づけていきます。

マウスピースは自分で取り外しができ、食事や歯みがきは矯正前と同じようにできるのがメリット。
また、透明なマウスピースを使用するため、装着しても目立ちにくいです。
ただし、適応症例が限られており、重度の出っ歯には対応していない可能性があります。

近年は、インビザラインをはじめ多くのマウスピース矯正ブランドが市場に出ています。
中には相場よりも費用を抑えたものや通院不要なものもあります。
ただ、出っ歯のマウスピース矯正は治療の難易度が高くなるため、
経験豊富な歯科医師による適切な診断と治療計画が必要です。
信頼できるマウスピース矯正を選択しましょう。

>>「マウスピース矯正」について

コンビネーション矯正

マウスピースを持った歯列矯正している女性

コンビネーション矯正は、ワイヤー矯正とマウスピース矯正の両方の利点を活かした矯正方法です。
初期段階でワイヤー矯正、後半にマウスピース矯正に切り替えることで効率的に歯並びの改善を目指します。
コンビネーション矯正は、すべての歯科医院で行われているわけではありません。
このため、希望する場合は事前に治療を行う歯科医院で、この方法が利用できるかどうかを確認する必要があります。

外科矯正

外科矯正は、顎の骨格に問題がある場合に適用される矯正方法です。
矯正治療と併用して、顎の骨を切って正常な位置に移動させる手術を行います。
これにより、出っ歯の原因となる顎の位置や形状を根本的に改善することが可能です。
ただ、外科矯正は通常の矯正治療よりも時間がかかり、手術に伴うリスクもあります。
治療の前は歯科医師と十分な相談が重要です。

>>「外科矯正」について

他にも「セラミック矯正」と呼ばれる方法もありますが、歯を大きく削って被せ物を装着する必要があります。
歯を1本ずつ動かして歯並びを整える矯正治療とは全く異なるため、
セラミック矯正を検討する際は、メリットとデメリットを十分に理解した上で選択しましょう。

出っ歯の治療費用はどのくらいかかる?

電卓の家計簿ノート

ここでは、各種矯正方法の目安の治療費を紹介します。
これらの金額はあくまで一般的な相場で、実際の治療費は歯科医院によって異なります。
また、治療の内容や症例によって費用は変わるため、
初回カウンセリングや精密検査後のセカンドカウンセリングで詳細な見積もりを得ることが大切です。

  • 表側矯正/全体矯正:70~100万程度、部分矯正:30~60万程度
  • 裏側矯正/全体矯正:100~130万程度、部分矯正:40~70万程度
  • マウスピース矯正/全体矯正:70~100万程度、部分矯正:30~60万程度
  • 外科矯正/100~300万円程度

その他にもカウンセリングや検査・診断料、調整料、保定装置料、管理料などが別途で発生することがあります。
これらの費用についても事前に確認し、総額を確認しましょう。

>>「治療費用」について

矯正治療費用の支払い方法

様々な決済方法のイメージ画像

治療費用の支払い方法は歯科医院によって異なりますが、以下の方法があります。

一括払い

一括払いは、矯正治療の全費用を治療開始時に一度に支払う方法です。
大きな一時金が必要となりますが、分割払いに伴う手数料がかかりません。

各種クレジットカード

クレジットカード払いは、一括払いの負担を軽減できる方法です。
分割やリボ払いが可能で、支払いの柔軟性が高いのが特徴です。
しかし、金利や手数料が発生し、総支払額が増える可能性があるため注意が必要です。

院内分割払い

院内分割払いは、クリニックが提供する分割払いプランを利用する方法で、金利や手数料が発生しない場合もあります。
クレジットカードを持っていない学生や、一時的に大きな金額を支払うことが難しい方におすすめです。
しかし、すべての歯科クリニックが院内分割払いを提供しているわけではないため、
この支払い方法を希望する場合は、治療を受ける予定の歯科医院に事前に確認しましょう。

デンタルローン

デンタルローンは、歯科治療専用のローンを利用して、治療費を分割払いする方法です。
大きな初期費用なしに治療が受けられるメリットがありますが、
利息が発生するためトータルでの支払い金額が増える可能性があります。

出っ歯の治療費用を安く済ませるには?

電卓を持つ女性

出っ歯の治療費用を安く済ませる一つの方法に、医療費控除を利用することが挙げられます。
医療費控除とは、1年間に支払った医療費が基準額を超えた場合、
その超えた部分について税金の控除を受けることができる制度です。
この制度を利用することで、実質的に治療費を軽減することが可能です。

子どもの歯科矯正の場合、成長に必要な治療とみなされることが多く、医療費控除の対象になることが一般的です。
大人の場合、歯科矯正が機能回復を目的とする治療であれば、医療費控除の対象になります。
たとえば、噛み合わせの問題により食事が困難である、または滑舌に問題が生じている場合などは、
機能回復を目的とした治療とみなされ、医療費控除を適用できる可能性があります。
ただし、美容目的で行われる歯科矯正は、医療費控除の対象外となることが多いです。
また、治療方法や歯科医院によって費用は異なるため、複数のクリニックで相談し、比較検討することも一つの方法です。

まとめ

矯正方法には、全体矯正や部分矯正、ワイヤー矯正(表側矯正・裏側矯正)、
マウスピース矯正、コンビネーション矯正、外科矯正などさまざまな選択肢があります。
これらの方法にはそれぞれメリットとデメリットがあり、費用も異なります。
そのため、治療を検討される方は、まず初回カウンセリングや精密検査を受け、
治療の内容や症例に応じた詳細な見積もりを取ることをおすすめします。

当院は、初回カウンセリングを無料で実施していますので、
出っ歯の治療費や治療方法などが気になる方は、お気軽にご相談ください。

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